(K:嘉戸浩さん)
−唐長さんを知ったきっかけと、なぜ唐長に入ろうと思ったのかを教えてください。
K: もとは海外でグラフィックデザインの仕事をしていました。デザインや文様のことなど色々調べていくと、こういうもの(唐紙)に辿り着くんですよね。たまたま帰国したときに、知り合いに唐長に連れてきてもらったんです。すごく綺麗だなと思って、その後何度か足を運びました。
−デジタル(パソコン)とアナログ(手仕事)の違いに、ギャップは無かったのですか?
K: 逆にそのギャップがあるから面白いんですよね。パソコンでは出来ないものがここ(手仕事)にはある。だから惹かれました。手加減によって変わってしまう部分ですね。ずっとパソコンを使ってきたので、逆にその反動で手仕事をしてみたいというのもありましたね。 |